2008年06月22日

心と身体の性

 自分の体験したことのない世界について想像するのって難しい。

 何日か前、たまたまつけたテレビで性同一性障害について放送していた。よく「心と身体の性が一致していない」と説明されるけれど、そのご本人の感覚が私にはストレートに伝わってこない。

 男に生まれてきたのに、気持ちが女、ってどういうことなんだろう、と不思議に思うだけだった。

 でも発想を転換してみた。「もしも今の自分の心のままで身体だけ男だったら…」と。するとすぐに「ああ嫌だ、女の身体に戻してくれ」という気持ちが湧いた。

 そっかあ、「今の身体で心が異性」というのはわけがわからないけれど、「今の心で身体が異性」ならいくらか想像しやすいのだ。自分としては異性に恋しているつもりでも、外からみたら同性同士。

 生まれたときからそういう違和感や嫌悪感を持って生活してきた人が、心の性に、身体や対人関係、社会的立場をも合わせたくなるのは当然だ、とわかったような気がした。

 もちろん気がしただけなんだけれど、それでもまったく想像できなかった頃よりかは理解できてきたと思う。
のり at 14:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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